6月に入り、今年も「スーパークールビズ」が始まりました。この「クールビズ」、元は、2011年3月11日の東日本大震災の影響による電力不足の懸念を考慮して実施され、広まっていきました。あれから4年と少し経過しましたが先日また、M5.5という巨大地震が発生しました。幸いにも交通機関が乱れただけで大きな被害は無かったようですが、日本全国47都道府県で震度1以上の震度を観測したのは初めてという事です。
最近の地震・噴火・時期としては早く、多い台風などの自然災害や異常気象は、何とも恐ろしい気がします。 地球では、サイクル的に現在氷河期に当たるようです。原因は太陽の黒点が関係しているとの事ですが、全くの知識がない私にはわからないことだらけです。
社会人になった頃にはどんな暑い日でもスーツにネクタイが基本でした。汗を流しながらの仕事は今思い起こしても効率が悪く、このクールビズの制度は、あっという間に広まったように感じます。
1年中ネクタイをしない社会人も見かける昨今、ネクタイ業界はなお苦戦が続いています。
ネクタイは、クロアチアの兵士が出兵する際に、無事な帰還を祈って妻や恋人から贈られたスカーフを首に巻いた事が起源とされています。
現在国会では、「安全保障関連法案」の審議が行われています。時代の流れによるところも大きいかと思いますが、憲法第9条、集団自衛権、沖縄基地など難しい問題が山積みです。 昔のクロアチアの女性のように日本もまた無事な帰還を祈ってネクタイを首に巻く、または千羽鶴を折るなんて日が来るのかと考えられずにはいられません。
もう一つ、最近は、スーツにスニーカーで自転車通勤している社会人を多く見かけます。
6月1日から「自転車の危険行為により検挙された場合、安全講習受講の義務」が開始されました。自転車を運転する際の「危険行為」として、信号無視や酒酔い運転など3年以内に2回以上検挙された場合、安全講習が義務づけられます。命令を無視して3か月以内に受講しない場合は、5万円以下の罰金となるそうです。 スマートフォンをしながら自転車を運転している方を最近よく見かけますが、この行為も対象となります。
1.信号無視
2.通行禁止違反
3.歩行者専用道での徐行違反等
4.通行区分違反
5.路側帯の歩行者妨害
6.遮断機が下りた踏み切りへの進入
7.交差点での優先道路通行車妨害等
8.交差点での右折車妨害等
9.環状交差点での安全進行義務違反等
10.一時停止違反
11.歩道での歩行者妨害
12.ブレーキのない自転車運転
13.酒酔い運転
14.安全運転義務違反
これらの行為が対象となりますが、ふと考えてみると自転車利用時の交通ルールとマナーを知っている人ってどのくらいいるのでしょうか? 自転車は免許書を必要としませんので、あいまいなまま、利用している方が多いのではないでしょうか?
注意される前、取り締まりを受け、講習を受ける前に一度確認してみてはいかがでしょうか?
株式会社Toleave 代表取締役 長道 聡